売買ロジックを選ぶだけの自動売買(システムトレード)を提供しているFX業者を選ぶなら「FX自動売買で投資生活@無料のシステムトレード口座比較!」をチェックしましょう。
このFX比較サイトの特徴は、FXの基本的な説明だけでなく、FX業者のHPを見ても分からない裏ワザなどが掲載されているため、ここで知識をつけ、万全の体制でトレードに挑みましょう。
FXの情報商材ならのこのレビューサイト!
テクニカル分析を使った取引手法がわかる情報商材を知りたい方は「クルップの情報商材レビューサイト!FX投資で使えるのは・・・」をチェック。
怪しげなものから詐欺のようなものまでたくさんある投資商材ですが、クルップさん(管理人)が自分で買ったものだけを徹底的にレビューし、勝てるFX商材を紹介しています。
米連邦公開市場委員会(FOMC)
先週は米金融システム懸念の後退や、原油価格の調整によってドル買い戻しに繋がったものの、ドル円は108.30-50円辺りの戻り売りが強く、米雇用統計の結果もレンジをブレークするには材料不足であった。株価の軟調な地合いによって全体的に「円買い」に傾き、クロス円相場がドル円相場の重石となって上値を抑えている。
8月になり、マーケットも夏休みモードに入りつつあるが、輸出企業のドル売りオーダーが108.50円から109.00円台に並んでいると言われ、市場参加者の印象は更に「上値は重い」ものになっている。一般的に8月は外債利払いの月にあたるため、対円相場の下値に対する警戒は根強いが、5日に発表されるFOMCの内容によっては相場が反転する可能性もあり注意しておきたい。
金利据え置きはほぼ間違いないだろうが、今後の景気に対する認識やインフレに対する姿勢が声明文の中にどのように表現されるかに注目したい。
もみ合いから下値模索へ?
短期限定とは言いながらも豪ドル円の上値トライについて書いたが、結果は104円台からの伸びが無く、104円台前半でもみ合った後に102円台までの下落となっている。米金融機関に対する懸念が強い中でいくつかの米銀の決算が発表されたが、市場の悲観的なムードが強く、結果としては市場予想を上回った決算内容となり、ドルの買い戻しとなったが、その後はフレディマック、ファニーメイなどの政府系住宅公社への懸念が広がり、政府・FRBの支援策によってドル買い戻しと日替わりでドルの右往左往が目立っていた。しかし、木曜日にRBNZ(ニュージーランド中銀)が予想外の利下げを行うとNZDはもとより、カナダや豪ドルなどへの売りが目立っている。
原油価格は一時に147ドル台から120ドル近くまでの下落となっており、夏休み前のポジション調整、あるいは景気後退懸念を織り込むような動きとなりつつある。今年前半は原油価格や貴金属など資源価格の上昇により、世界的にインフレが進んだことで主要各国は景気後退懸念が強い中で利上げを模索せざるを得なかった。その一方で、米国ではサブプライムローンの影響で米金融機関に対する信用懸念から急激な利下げを行ったものの、国内のインフレ懸念も強く、FRBの金融政策は難しい舵取りを迫られている。
原油などの資源価格の上昇が一服することにより、景気後退懸念が強い国は利下げを模索することができ、米国のように急激な利下げを行った国では、金融不安の安定化と共に若干の利上げ余地が出ているものと思われる。
秋から年末に向けて、米国は利上げを模索する可能性が高まっていると言え、資源高により金利を高めに維持してきた国は景気に配慮した利下げが可能となってくる。その意味では夏場以降、市場の材料として年末に向けての金利相場観の調整を行う可能性が出ていると思われる。先週のニュージーランド、英国、カナダといった国は現時点では景気後退懸念が強く、利下げ余地がある可能性がある。またユーロ、豪ドルなどは今のところは現状維持と思われるが、夏場以降は利下げを模索してもおかしくないといえる。その意味では今まで高金利を謳歌していた通貨も今後、ドル、あるいは円との金利差縮小を材料とした売りが先行するのかもしれない。
もっとも、金利差となるとたとえポンドあるいはカナダが利下げを行ったとしても円との金利逆転は当面ないと思われ、昨年8月のような急落とはならないのではないか。資源価格の調整が進んでおり、今後は為替市場についても調整が進む可能性がある。長い間の円安であり、調整といってもかなりの値幅を伴う可能性もあり注意したい。
夏休み相場入りか
7月に入り米政府系住宅金融機関であるフレディマック、ファニーメイといった政府保証に近い債券発行体についても株価が急落、先週から今週にかけて米金融機関の決算発表が相当に悪化するのではないかとの思惑もあって、ドルを売り込む場面も見られドル円は一時103円台、ユーロドルは4月につけた1.6020ドルの史上最高値を更新、1.6040ドル近辺迄のドル売りにつながっている。
しかし、その後は心配された米金融機関の損失額は市場予想を下回り、ドルは先週末にかけて結局は買い戻されており、ドル円は107円近くまでの上昇につながっている。ドルの買い戻しにもユーロドルの押し目買い意欲が強いと思われ、一時は165円台までの下落となり、下降トレンド入りかと思わせたユーロ円も何のことは無い170円手前までの上昇となっている。各通貨ともドルに対する懸念が強く、ドル売りに反応しやすい状態が続くものの、市場の予想が悲観的に傾きやすい状態が続いていることから、結果が出るとドル買戻しに走りやすくなっている。
今週はいくつかの米金融機関の決算が発表されると思われるが、先週末のシティグループ、あるいはリーマンブラザースの決算が市場予想より良かったことで目先の決算を材料にした相場は終わったと見て良いのではないか。もっとも、フレディマック、ファニーメイに対する懸念は依然として高く、一朝一夕にドル買戻しにはつながらない。また、中東情勢の不透明感は強く、イラン・イスラエル間の紛争はドル売りに直結することもあり、ドルの頭が重い展開が続くと思われる。
先週にCFTCでは久しぶりにドル円での円ロングが増加、また史上最高値を更新したユーロドルは意外にもユーロロングの増加にはつながっていない。ドル円は103円台まで下落したときのデータであり、短期筋ばかりであれば106円台後半まで値を戻したこともあり、今週末に発表されるCFTCはニュートラルに戻っていると思われるが、あまり戻っていない場合、市場の期待は円高方向が高くドルを売り込む動きが強まる可能性もある。また、ユーロドルはポジションに大きな変化がないところから、夏休み入りを前にして活発な取引を手控えている可能性もある。その意味では今週から市場は夏枯れ相場入りする可能性も出ている。
一方で突発的な事態が起こるのも夏が多く、思い起こすと湾岸戦争、ソ連8月のクーデターなど8月に起きており、今年はイラン、イスラエル間の紛争の可能性も否定できない。また、昨年にはサブプライムローン関連で8月に大きな相場を見せるなど、夏休み相場とは言え、市場参加者が減っているため何か材料が出ると大きな相場につながりやすい。
今年は4月以来、相場に方向性が見えず、右往左往する動きがよく見受けられる。その意味では市場参加者の多くが傷ついており、マーケットが極端に薄くなる可能性もあり、材料によっては昨年の8月以上の値幅を持った動きにつながる可能性もある。昔の相場は有事のドル買いであったが、最近では有事のドル売りとなっており、何かあればドル売りにつながる可能性が高いので注意したい。